社長コラム

仙台の商品撮影会社「温故見新」社長コラム

ECのアパレル商品でよくある「色のクレーム」をなくす3つの撮影方法【002】

​商品撮影指導

商品撮影

写真加工指導

またまたアパレルのお話になりますが、EC(イーコマース=ネットショップ)を運営しているアパレルサイトで多いのが「色のクレーム」だそうです。それもそのはず。

お客様が使っているPCのモニターでも色が違いますし、明るさもコントラストも違います。ましてノートPCなら、モニターを見る角度で実はけっこう変わってきます。

では運営するサイト側はどうしたらいいのでしょう。実はちゃんとした対策があるんです。先日もまた友人が経営する東京のアパレル会社で「色のクレームが多い」とのことで指導に行ってまいりました。

 

撮影もスキルも問題ない、でもなぜ色のクレームが起こるのか。

アパレル会社さんで多いこの「色のクレーム」の問題。白は白、黒は黒と明記して販売はしているのですが、実際は少しグレーに近いとか、グリーンではあるけれど、鮮やかなのか深みがあるのか、それを文章などで表記してみてもやはり写真で購入するのが世の常。

友人が経営するアパレル会社も、少なからずその「色のクレーム」に困っていました。どうしたらそれらをなくすことができるのか、企業にとってはとても大事なことです。クレームもロスも返品も、それにかかるやりとりの手間も減ります。

この会社様は自社で撮影し、photoshopで加工し、サイトにアップするという作業を限られたスペースで実に効率的に行っていました。撮影機材もストロボを使用し、色にも気を使いながら撮影スキルを駆使して行なっている。どこに問題があるのでしょう。

​その答えは、最終的に写真加工する「PCモニター」にありました。

 

プロの現場で行われている色調整とは

実はプロの現場では、アパレルに限らず商品撮影自体「色や明るさ」についてとてもシビアに行われています。その中で最も気を使うのがアパレルの撮影です。特に通販雑誌などは厳しいですね。

例えば大手のアパレル会社の通販誌などを一手に手がける印刷会社などでは、撮影だけでなく印刷まで行うわけですから、非常に体系化されています。

撮影した画像をすぐにサーバに送り、別室で色調整係が現物と照らし合わせて色を調整し、明るさやコントラストを正確に表現しています。色調整を行う部屋では蛍光灯ですらそれ相応の特殊なものを使用しています。

でも中小企業がそれを行うのはなかなか厳しいのが現状。ましてスピードも重要ですし、色調整係を雇う余裕もスキルもありません。でも限りなく色を現物に近くし、クレームを劇的に減らす「方法」が実はあるんです。

 

色のクレームをなくす3つの方法

色のクレームをなくす方法は3つあります。今この記事を読んでいただいている方が、それを行なっているかいないか分かりませんが、アパレル関係者の方ならぜひ3つとも実行してみてください。

(1)撮影は蛍光灯ライトではなく「撮影用ストロボ」を使うこと

ECなどで一時ブームになった「蛍光灯ライト」は安価で使いやすいのが特徴です。ただしアパレルには不向きな特徴があります。なぜなら「光が弱すぎる」からです。窓からの自然光や天井の電球など、蛍光灯ライト以外の光を完全に遮断できる環境でなければ、迷わずストロボ購入をおすすめします。

(2)グレーカードを使い、RAWデータで撮影すること

これは専門的だと思われがちですが、アパレル撮影では必須なことです。グレーカードを画面の端に入れ込み、RAWデータで撮影し現像することで的確な色に自動的に導いてくれます。

(3)アパレルなら「モニターキャリブレーション」は必須

キャリブレーションとは、モニターを最適な色と明るさとコントラストに調整することです。いくら的確な色で撮影しても、最終的にPCで加工する時にモニターがズレていてはダメですよね。実はこれが友人のアパレル会社で起こっていた「色のクレーム」の原因でした。キャリブレーションという言葉は聞きなれないかもしれませんが、1万円代でそれを自動で修正してくれる機器もありますので、ぜひ調べてみてください。

 

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